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将来に備えよう!AIが作る経理業務の未来とは

投稿日:2020年1月6日 更新日:

将来に備えよう!AIが作る経理業務の未来とは

現在IT分野の中でも、「AI(人工知能)」は大きなトレンドの一つとなっています。学習すればするほど高度な作業が可能になり業務活用に対して汎用性も高いAIは、あらゆる業種から注目を集めています。

会社の業務の中でも、経理業務は経営判断にも使われる金銭関係の書類作成など重要な役割を果たしてきました。現在では人の手で行っていた経理業務を、ITで自動化しようとする動きが広まっています。そしてこの輪にAIが加わり広まることで、その動きはさらに大きくなっていくでしょう。

経理担当の方は将来、AI活用により自分たちの業務がどうなっていくか、そしてどのように心構えをしておけばよいか考えておく必要がありそうです。

今回はAIが経理にどんな未来をもたらすか、事例などをもとに分かりやすくご紹介していきます。「AI活用で経理がなくなると聞いたが、本当にそうなるのか詳しく知りたい」という方は、ぜひご覧ください。



目次

すでにAIを始めとするITの経理活用は進んでいる

経理にAIが使われている事例3つ

AIがもたらす経理業務の未来とは

まとめ

すでにAIを始めとするITの経理活用は進んでいる

現時点で、すでにAIを始めとするITの経理活用は進んでいます。

代表的な例が、「RPA(ロボットプログラムにより提携作業を自動化できる技術)」ツールの導入です。

経理ではさまざまな業務が発生し、煩雑な工程も多く発生します。また属人化により業務がブラックボックス化し、経理担当がどんな作業を行っているのか分かりにくいというのもネックとして存在しています。

煩雑な工程が発生しながらもやることが決まっている経理部門は、RPA活用にはもってこいです。

・伝票データ入力
・帳票作成
・入力内容のチェック

こういった毎日のように発生しながら作業自体は単純でシステマティックな作業を、RPAで自動化する企業が増えています。

またRPAではプログラムに沿ってしか処理を行わないので、なぜそのような処理を行ったのかが誰からでも明白になります。さらに誰がRPAを起動させても同じ結果になるので、担当違いによる作業効率の差が出にくいという意味でも効果があります。

経理に関する業務システムも、今では一般的なものになっています。

従来紙や「Excel」などで行われていた経理業務をシステム化することで、経理書類をデジタルデータとして効率よく一括管理できるようになります。また入力内容履歴をもとにデータを自動入力したり、作業ミスを減らして品質を上げたりと工夫もたくさんされています。

このように現在でも、さまざまな場面でITが活用されています。そしてこういったITとAIを組み合わせて、より高度な処理ができるツールを開発しようという試みも進んでいます。その中にはすでに実用化されており、多くの企業に採用されているものも登場しています。

関連記事:AIを活用した未来の職場は今までとどう違うのか

将来に備えよう!AIが作る経理業務の未来とは

経理にAIが使われている事例3つ

ここからは現時点でAIが経理にどのように活用されているか、事例を3つご紹介していきます。

・仕訳入力業務
・書類の項目チェック
・社内問い合わせ

仕訳入力業務

経理では帳簿を作成するときに、関係書類を整理して項目ごとに入力していく仕訳入力業務が発生します。そして仕訳入力業務は、AI活用によって一気に簡単になります。

たとえばあるAI搭載会計クラウドソフトウェアでは、AIによる自動仕訳機能が搭載されています。

仕訳の際は銀行口座の取引履歴や領収書など、さまざまなデータから情報を取得し勘定科目などを判断して計算を行わないといけません。しかし自動仕分機能を利用すれば連携した銀行口座やクレジットカードなどの取引履歴をソフトウェアが読み込み、データをAIが判断して分類まで自動判断して入力を行ってくれます。ちなみに分からない部分はすぐ提示され、人の手で効率よく行えるようになっています。

また請求書などが紙ベースですぐデータとして取り込めない場合でも、「OCR(光学文字認識技術)」を活用すればデータ化できます。まずスキャナなどを使い、OCRで書類内のテキストデータをシステムに認識させます。それからAIで勘定科目などの判断を行い、仕訳データを作成していきます。

仕訳入力業務は支払い回数のずれやケタの打ち間違いなど、さまざまなミスが後々トラブルを起こしかねない業務です。AI搭載会計システムで仕訳入力業務を自動化すれば、ミスを減少させながら確実に仕訳入力が可能です。

また仕訳業務から担当が解放されるので、負担軽減にもつながります。

関連ページ:書類の管理に役立つ! OCRの活用法とは!

書類の項目チェック

経理書類を作成し終えても、すべての項目がすべて正しく入力されているとは限りません。もし異常値などが後で見つかった場合は、税務署などから指摘があったりと面倒くさいことになります。そのため「月次監査(月次巡回監査)」などで契約先会計事務所に入力内容を確認してもらい、問題がないかを確認してもらうところも多いでしょう。

AI搭載の会計システムでは、月次監査などで行う書類の項目チェックまで自動で行ってくれます。たとえば先ほどご紹介したクラウド会計ソフトウェアでは自動仕訳入力機能だけでなく、AI月次監査機能まで利用可能です。

この機能では試算表と月次推移表の項目を自動でチェックし、修正の必要がありそうな箇所を分かりやすいカラーでシステム表示してくれます。また修正指摘部分と同じような箇所も自動判断し、追加で表示してくれます。

前年度と比べて経理書類に異常値が散見され、トラブルのもとになるケースはよくあります。AI月次監査機能を使えばAIによる高度な判断により修正箇所をすぐ見つけ、効率よく正しいデータへと変更していけます。
将来に備えよう!AIが作る経理業務の未来とは

社内問い合わせ

領収書紛失への対応策や申請内容の質問など、経理ではさまざまな問い合わせが発生します。その際経理リソースは限られていますし、すべての質問にはっきり受け答えできるとは限りません。また営業日を挟んだりすると対応も遅れ、迅速な対応が必要な場合障害になってしまいます。

現在では、「AIチャットボット(AIと顧客への応対がデジタル上で可能なチャットボットを組み合わせたツール)」を活用した問い合わせ対応自動化も行われています。

AIチャットボットは、起動しているサーバーさえダウンしなければ同時問い合わせにも余裕で対応可能です。社員の経理関係への問い合わせに対してスムーズに対応できるため、時間も掛かりません。しかもAI搭載型なので、通常のチャットボットと違い自己学習を進めるほどイレギュラーな内容にもしっかり対応してくれるようになります。

デジタルツールなので、休みは必要ありません。問い合わせ内容が発生したときにツールと接続すれば、すぐに問題を解決できます。

社内での経理問い合わせが多ければ多い企業ほどAIチャットボットを導入すれば本業務以外での応対時間が減少し、経理担当の方も自分の業務に集中して取り組めるようになります。

関連記事:顧客対応の質向上にも効果的!チャットボットのメリットや活用事例

AIがもたらす経理業務の未来とは

経理は従来から、定型的な作業が多い部門でした。ですから将来的には、人の手で行っていた経理作業がどんどんAIにより自動化されていくでしょう。

ただしたとえば数値から細かく経営判断を行うなど、AIがすぐには代用できない部分もまだ残されています。またあくまでAIは人間のサポート役なので、フルに活用するにはAIに精通したリソースが必要です。

このような観点から経理に携わっている方は将来的に重要な経理業務を中心に対応を行い、その上でAIなどを活用できるITスキルを身につけて生き残りを図る必要がありそうです。

将来に備えよう!AIが作る経理業務の未来とは

まとめ

今回はAIが経理にどんな未来をもたらすか、事例などとともに分かりやすくご紹介しました。

現時点でもIT化が進む経理は、AIの導入によりさらに自動化が推し進められていくでしょう。将来に対応するためにも、経理担当の方は今自分がしている業務の中でAIが代用できない箇所はどこか、そしてAIを活用するにはどうすればよいかを今のうちに考えてもよい気がします。

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