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モノづくり分野でも大活躍!RPAの製造業への導入メリットや事例

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モノづくり分野でも大活躍!RPAの製造業への導入メリットや事例

ビジネスでの業務プロセスをプログラムにより自動化し、効率化する「RPA(Robotic Process Automation)」。RPAツールはその特性上、サービス関係の企業で多く利用されています。

しかしブルーカラー、つまり製造業などの分野でもRPAは十分に効果を発揮できます。実際にRPAを活用して業務効率化に成功している製造業者はたくさん存在しているので、事例として参考にしたいところです。

今回は製造業のRPA市場の現状や導入のメリット、そして実際の事例まで幅広くご紹介していきます。「製造業ではどうやってRPAを活用すれば業務効率化などにつながるか、知りたい」という方はぜひご覧ください。



目次

製造業のRPA市場現状は

製造業でRPAを活用するメリット3つ

製造業でRPAが活用されている事例3つ

まとめ

製造業のRPA市場現状は

大手市場調査企業「IDC Japan」では、2018年度版として国内のRPAツール市場シェアを発表しています。

それによると市場は前年度と比較して1.13倍以上成長し、155億円を超えたとされています。また特に市場が伸びたのは金融と製造、この2つの分野だったと公表されています。

製造と聞くとついモノづくりに焦点が当たりがちですが、業務体制はサービス業を中心としている企業と被る部分も多くあります。たとえば社員の給与や会社の収益などを計算する経理部門は必要ですし、採用のための人事部門も用意する必要があります。

総合的に見てみるとブルーカラーの業務でもホワイトカラー的な業務内容がたくさん見受けられ、当然そういった箇所ではRPAが大きく活躍できます。冒頭で製造業でもRPAが十分に効果を発揮できるといったのは、これが理由です。

製造をサポートするバックオフィス作業の効率化は、長年人材不足などが原因で多くの製造業を悩ませてきました。RPAを導入して上手く活用することで、バックオフィスの課題を解決しながら製造業務も最適化可能になります。

モノづくり分野でも大活躍!RPAの製造業への導入メリットや事例

製造業でRPAを活用するメリット3つ

ここからは製造業でRPAを活用すると実際にどんなメリットがあるか、3つに分けて解説していきます。

・バックオフィス作業を効率化できる
・製造業としてより重要な業務工程へ時間を掛けられるようになる
・コスト削減などで収益も上がりやすくなる

バックオフィス作業を効率化できる

近年では働き方改革により残業是正などが叫ばれていますが、業務体制を上手く変更できず是正に上手く舵を向けられない企業も多いです。また人手不足により、業務を効率よく回せる状態も構築しにくいというのが本音の企業もたくさん存在します。

当然悩みは製造業でも同じで、バックオフィス作業効率化への対策実行を放っておくと製造業務自体にも悪影響が出てしまいます。

RPAを導入すれば、「デジタル・レイバー(RPAなどの労働者)」が確保できます。デジタル・レイバーであるRPAは24時間365日休まず、正確に与えられたバックオフィス作業をこなせます。結果的にRPAに任せた分の作業は削減され、業務効率化が狙えます。

製造業としてより重要な業務工程へ時間を掛けられるようになる

人手不足などで体制構築ができていないと、製造業としてコア業務に時間を掛けにくくなってしまいます。しかしRPAにより業務効率化が実現すれば、効率化により空いた時間をすべてメイン業務につぎ込めるようになります。

製造業の場合は製造製品のアイデア出しや実際の製造など、力を入れたい各工程に人員を回しやすくなります。

コスト削減などで収益も上がりやすくなる

人員確保のためにむやみに人手を雇おうとすると、莫大なコストが掛かる可能性もあります。RPA導入時にもコストは掛かりますがスモールスタートが可能であり、効果がはっきりしてからビッグスタートを切れるなど経済的です。

RPAで浮いた人件費はRPAコストと差し引いても大きく、最終的にはコスト削減により収益も改善する可能性が高くなります。

モノづくり分野でも大活躍!RPAの製造業への導入メリットや事例

製造業でRPAが活用されている事例3つ

ここからは、製造業でRPAがどう活用されているのか、事例を3つご紹介していきます。

・各間接業務の効率化に成功した製造企業
・経理作業を効率化した鉄鋼製造企業
・受注作業を自動化した食品製造メーカー

各間接業務の効率化に成功した製造企業

オフィス機器などの製造を行うある企業では、煩雑なメール処理が大量に発生するのが課題となっていました。メール処理は、効率化したい業務内容としてよく挙がる項目です。

そこでRPAを活用し、メール「EDIシステム(電子書類交換用の業務システム)」を構築しました。メールEDIシステムは、メールによる受注から発注までのプロセスを自動化させました。そして伝票入力作業がなくなり自動入力されたデータの確認だけで済むようになるなど、さまざまな効果をもたらしました。

このようにメール処理に関する作業でもRPA活用により、煩雑な内容にスタッフが追われることなく効率よく作業をこなせるようになります。

経理作業を効率化した鉄鋼製造企業

ある鉄鋼製造企業では、働き方改革として「ライフワークバランス(プライベートと仕事を両立させ、充実度の高い生活を社員が過ごせるようにすること)」の実現に積極的に取り組んでいます。そして業務効率化などを行うため、RPAツールを導入しました。

この鉄鋼企業は海外にも拠点があり、短い期間で大量で煩雑な予算処理を行う必要があるのが課題でした。数十か所ある各拠点にメールで問い合わせを行い、結果を拠点ごとに違うフォーマットを用意しながら総務部門が一括して集計するといったように、考えるだけでも膨大な時間が掛かることが分かる経理を行っていました。

RPAで上記作業を自動化した結果、約4分の1にまで業務時間が削減されかなりの時間を確保できるようになりました。またライフワークバランスの観点からも作業員の負担が一気に減少し、大きな満足度向上につながっています。

経理作業というのは定型作業が多いのが通例で、気づかないうちに非効率な処理を膨大な時間遂行しているケースも少なくありません。RPAによりその無駄が徹底的に削減されることで、大幅な業務効率化や作業員のモチベーション向上などにつながる可能性があります。
モノづくり分野でも大活躍!RPAの製造業への導入メリットや事例

受注作業を自動化した食品製造メーカー

調味料などを発売するある某食品製造メーカーでは、Web経由での受注処理に課題を抱えていました。

事業規模が拡大し受注数も増えていく中、従来の手作業に頼ったまま受注処理を行っていました。しかし人力に頼ったままだと、取引数が今後増える際非効率さが目立ちリソース不足などに陥る可能性がありました。そこでRPAを導入し、受注処理を自動化しようと試みました。

するとRPAにより24時間365日受注に対応できる体制ができ上がり、作業員の業務負担軽減及びリソースの確保につなげられるようになりました。同社はすべての受注処理を自動化したわけではありませんが、今後はシステム強化でさらに自動化できる受注業務範囲を広げていくとのことです。

また受注業務以外のバックオフィス業務にもRPAを活用する予定で、今後の展開が楽しみです。

モノづくり分野でも大活躍!RPAの製造業への導入メリットや事例

まとめ

今回はRPAは製造業でも活躍できるという内容で、実際の事例などを交えて解説をしました。

製造業でもホワイトカラー的な作業はたくさん発生し、担当者を悩ませています。RPAを活用できれば、その課題を解決して製造業務に効率よく専念できる環境を構築できます。RPAはバックオフィスのあらゆる作業を効率化できる可能性を秘めているので、ツール同士もじっくり比較しながら導入を進めていきましょう。

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