物流・運送系人材派遣会社様

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会社情報

• 物流・運送系人材派遣会社様

• 従業員数：120名規模（派遣社員総数：2500名）

• 売上高：150億円

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導入前の課題（Before）

• 突然の遅刻・欠勤抑止のために出発前確認を実施

• 出発打刻の未実施者特定に時間がかかり、確認連絡が後手に回る

• 手作業での架電・結果反映が属人化

• 朝の繁忙時間帯に朝残業を行いながら担当者が張り付き、他業務が滞留

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導入内容（Solution）

• 基幹システムから出発打刻・スタッフ情報を自動ダウンロード

• オートコール用の取込ファイルを自動生成→一括架電

• 返却された打刻結果を自動で解析・基幹へインポート

• 未出発者のみを抽出し、個別連絡対象としてリスト化

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導入後の効果（After）

• 確認〜反映までの一連作業を自動化、担当者はリスト化された個別対応のみ

• 朝の対応負荷を大幅圧縮し、稼働開始の遅延リスクも低減

• 出発確認の精度向上により、顧客への到着遅延クレームも減少

• ステータス更新の取りこぼし・二重対応を抑制し品質安定

  
  

担当者・経営層のコメント

■ 現場担当者の声

以前は「誰が出発していないのか」を探すところから始まり、リスト整備→架電→結果入力で朝の時間で早残業を行うことで対応を行いました。今はロボットが打刻結果を集め、オートコールまで回してくれるので、私たちは「遅刻・欠勤・未応答」に該当するスタッフにだけ対応することでよくなりました。全国各拠点での対応メンバーを集約し、1拠点での対応拠点だけで運用することが可能になり、大幅な稼働工数の削減にも至りました。

■ 経営層の声

突発的な遅刻や欠勤により、予期せぬ顧客とのトラブルが相次いでいたため出発確認業務を導入したものの、リソースを大幅に活用し、更に早残業で運用することで、社員のモチベーションへの影響を危惧していました。今回の自動化導入によりボトルネックが外れ、開始時刻の安定と顧客への約束順守につながっています。重要なのは、作業削減だけでなく「遅延リスクを事前に炙り出し、現場が素早く動ける体制」になったことです。RPAによる削減効果としては、総合すると約2000時間にも及び、自動化による効果を実感しているため、社内経理業務を中心に更なる自動化展開をしていく方針です。