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広報業務のアウトソーシングについて

広報業務のアウトソーシングについて_1

企業の事業内容を社外にアピールする際に必要なのが、広報です。新商品やサービスが売れるかどうかはもちろんのこと、企業イメージそのものを左右するのも広報の働き方次第で決まると言えるでしょう。
そのような企業にとって重要な存在である広報部門ですが、最近、豊富なスキルとノウハウを持ち合わせた「プロ」に委託したいという企業が増えています。

広報のアウトソーシングを検討しているのであれば、アウトソーシングの委託先を選定する際はポイントを押さえておきましょう。

関連ページ:今さら聞けない! BPOとはどのようなもの?

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目次

広報のアウトソーシング先は業務全般の代行業者と業務別の代理店がある

広報部門を丸ごとアウトソーシングする目的とメリット

一部の広報業務を代理店にアウトソーシングする目的とメリット

委託業者・代理店選びは経験値を最優先

広報のアウトソーシング先は業務全般の代行業者と業務別の代理店がある

広報業務というと、広報戦略を立て、メディアへの露出やプレスリリースといった各種広報活動を企画・実施する、広報活動に使用するツールを作成するといった業務が主に挙げられます。
広報業務をアウトソーシングする際にまず決めておかなければいけないことは、委託業務の範囲です。
先に挙げたような、広報関連業務を一括して請け負ってくれる広報専門の代行業者もあります。また、効果的な広報戦略の立案などのコンサルティング系業務のみを代理で行う、Webメディアに限定し動画投稿や広告の投入などを代理で行う…といった、広報業務の中でも一部分を請け負う代理店も多いです。

委託元の企業が広報部門に対して何を望み、どのような効果を期待しているかによって、どちらの形態の業者を選ぶかが変わってきます。

関連ページ:アウトソーシングすべき「ノンコア業務」をどう判断する?

広報部門を丸ごとアウトソーシングする目的とメリット

企業の事業活動のアピールをより効果的に行うために、広報部門に必要なものは、ノウハウとコネクションです。しかし、自社の広報部門に配属された新人が戦力となるまでの教育期間には、様々なコストを企業は負担しなければなりません。
昨今の労働人口の減少と、市場変動の速さから、即戦力を求める企業が多くなっています。広報部門全体を外部への移管することで、上で挙げたような教育・育成プロセスを企業が負担しなくてもよくなるのです。

一部の広報業務を代理店にアウトソーシングする目的とメリット

改善課題を抱える業務が明確であり、ピンポイントでの強化を望む場合は、その業務に特化した代理店にアウトソーシングすることで、解決が期待できます。
より魅力的な広報ツールを必要とするなら、デザインの代理店へ、昨今人気のSNSでのPR活動を強化したいなら、SNSの代行運用を行う代理店へ…といった具合に、自社が強化を必要とする業務に特化した代理店を選ぶようにしましょう。

このピンポイントでのアウトソーシングは、広報部門丸ごとの場合に比べ、コストを抑えられます。またプロジェクト単位での発注が可能なため、フレキシブルに利用できるという点も、広報関連経費がプロジェクト単位で定められている企業にとってのメリットであると言えるでしょう。

広報業務のアウトソーシングについて_2

委託業者・代理店選びは経験値を最優先

このように2パターン存在する広報のアウトソーシング先ですが、先に述べたように、広報の要はノウハウとコネクションです。せっかく効果を期待してアウトソーシングしたのに、その業界でのPR経験が乏しければ、コストのムダになってしまいますよね。

広報部門を丸ごとアウトソーシングするなら、自社の事業内容と同じ分野の企業の広報部門を請け負った実績ある業者に依頼しましょう。ピンポイントの業務を請け負う代理店も、競合他社のPR事例やその効果をしっかりと確認し、自社が望む効果により近い実績をより多く有している業者や代理店にアウトソーシングするようにしてください。

また、大手企業の広報部や広告代理店の勤務者が独立した、設立間もない委託会社や代理店を相手とする場合は、過去の実績が独立後も継続する保証はありません。そのような際は同業の関係者に相談するなどして、契約には慎重に進むようにしましょう。

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