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人事採用をアウトソーシング! 「採用代行(RPO)」とは

投稿日:2018年8月6日 更新日:

人事採用をアウトソーシング! 「採用代行(RPO)」とは

求人市場が「売り手市場」と言われる中、いかに優秀な人材を採用できるかという「採用力」が求められている時代です。会社の財産である人材を確保するために、プロに採用を委託するRPO(採用代行)を利用する企業が増えています。
RPOの概要から、求められる背景、採用代行のメリットとデメリットなどについてご説明します。

目次

採用代行(RPO)ってなに?

RPOが注目される背景

採用代行(RPO)で委託できる業務とは

RPOのメリットとデメリット

失敗しないRPO活用のポイント

まとめ

採用代行(RPO)ってなに?

「採用代行」とは、企業内で人事採用に関わる業務を採用代行サービス業者が請け負う人材サービスのことです。
簡単に言えば、採用活動を外部にアウトソーシングするという意味で、RPO(Recruitment Process Outsourcing)と呼ばれています。



RPOが注目される背景

求人市場の変化

近年の求人市場は「売り手市場」と言われています。
実際、リクルートワークス研究所による2018年度の調査によると、従業員数300人未満の企業の求人倍率(一人に対してどれだけの求人があるのかの指標)はなんと6.45倍の超売り手市場となっているのです。
しかし、従業員1000人〜4999人の企業の求人倍率は、1.02倍、さらに5000人以上の大企業だと求人倍率は0.39倍と非常に低くなっています。
(https://toyokeizai.net/articles/-/218230?page=2)
中小企業は「超売り手市場」、大手企業は「超買い手市場」という極端な二極化が起きていることがわかります。
優秀な学生をどのように獲得するか、また中途採用でどこまで人材を集められるかが、中小企業の命運を左右するという状況です。
しかし、人手不足が深刻な問題となっている中小企業においては、大手やほかの企業と採用活動で戦うのが難しい場合も多く、採用自体を外注するRPOが注目を集めています。

就職活動の長期化

近年では、採用スケジュールの繰り上げによって一次的に短期間での就活となりましたが、売り手市場では、優秀な人材が複数の内定を獲得するため、内定辞退が続出する状況となります。
その穴埋めに、再度採用活動を行わなければいけない事態となり、採用活動が長期化する傾向にあります。

求人手法の多様化

さらに、企業における採用活動は、従来のものに加えてインターネット求人広告、エージェント会社、リファラル採用、ダイレクトリクルーティングなど多岐に渡ります。これらをすべて社内で対応することが難しくなっている状況も、採用代行が注目される理由の1つです。

採用代行(RPO)で委託できる業務とは

実際にRPOで委託できる業務はどのようなものがあるのでしょうか。

採用計画と企画

採用活動を成功させるために必要な、人物像の緻密な設計や採用計画策定をはじめ、採用に
あたっての競合分析など、採用に関わる業務を委託します。

母集団形成

母集団形成とは、自社の求人に興味や関心を持つ人を作り出すことです。具体例として、どこに募集案内を載せるかの検討から、会社説明会の企画と実施、さらにはDMなどの原稿作成と配信なども含まれます。

応募者管理

応募者を集め、実際に選考にうつります。適性検査や筆記試験の実施や、面接の代行を委託することも可能です。この部分は企業にとってもっとも重要なコア採用なので、自社で行う部分と採用代行してもらう部分を慎重に判断して分ける必要があります。

RPOのメリットとデメリット

RPOのメリット

・コア業務に集中できる
採用に関して、細々とした業務が発生しますが、そういった部分をアウトソーシングすることで、企業が絶対に行わなければいけないコア業務に集中することができます。

・人事における専門性が高い
採用活動を本職としているアウトソーサーに採用代行してもらうことで、豊富な実績とノウハウを活用することができます。自社に合った人材を的確に選出することができるほか、これまでの人事採用ではこぼれてしまっていた優秀な人材を採用できる確率が上がることも期待できます。
特に新卒採用においては、1年間をかけて毎年取り組む活動となるため、煩雑になりがちな業務を安定的にこなすのは至難の技です。RPOを活用することにより、常に流動的な市場でも安定した採用を実現することができます。

・管理コストの削減
「採用代行を行うとコストがかかるのでは?」と心配になっている企業も多いかもしれませんが、実際に自社内で採用活動を行う場合に比べると、コストが下がるケースが多いです。採用に必要なコストを考えた場合、それに関わるソフトの購入やシステムの導入の手間が省けるうえに、時間や手間が大幅に省けるのもRPOの大きなメリットです。

RPOのデメリット

・自社にノウハウが蓄積されない
採用に関わる業務をアウトソーシングすると、自社で採用の経験を積むことができないため、ノウハウが蓄積されません。一度採用代行を利用し、ノウハウが蓄積されないままアウトソーサーとの契約が解除となった場合、今まで通りに採用活動が行えないというデメリットがあります。

・コストが必要
委託するということは、どうしてもコストが必要です。ただ、単発で見たときには大きく感じるコストも採用活動を長期的にみるとプラスになることも少なくありません。採用計画について事前にコストパフォーマンスの点からよく検討することが大切です。

失敗しないRPO活用のポイント

RPOを成功させるために押さえておきたいポイントをご紹介します。

業務分担を明確に

もっとも重要な点として、「採用代行業者」と「自社」の業務分担を明確にする必要があります。
採用活動は煩雑な業務も多いですが、最終的な判断はどちらが行うのか、「筆記試験までは代行で、面接は自社で行う」などの流れを最初に明確にしておく必要があります。

採用代行業者と目標を共有する

自社が求めるゴールを採用代行業者としっかり共有することがRPOを成功へと導きます。RPOでは、採用を自社で行う場合に比べると応募者とのコミュニケーションが不足しがちです。入社後にギャップが生じるということがないように、自社が求める人物像や企業理念、など採用に関する目標を代行業者と共有することが大切です。

まとめ

人事採用をアウトソーシング! 「採用代行(RPO)」とは
売り手市場の中、中小企業はいかにして優秀な人材を確保するか、勝負の時となっています。だからこそ、企業の「これから」を担う人材を求めてRPOが導入されるケースが増えているのです。採用活動を外部に任せるのは不安だという方もいるかもしれませんが、企業にとって大事な採用活動だからこそ、RPOを活用して客観的に戦略的に導入してみてはいかがでしょうか。

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