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次世代Webアプリ! PWAの実力とは

次世代Webアプリ! PWAの実力とは

私たちが普段利用しているWebサイト。そんなWebサイトも登場から次々に進化し、ネイティブアプリをモチーフにしてさまざまな機能を搭載した「Webアプリ」も公開されています。そして今回ご紹介する「PWA(Progressive Web Apps)」は、Webアプリの進化系とも言える新しいWebサイトです。

PWAの登場により、Webサイトはネイティブアプリにより近い機能を手に入れ、開発者側はユーザーに便利なサービスを提供できるようになります。今回はそんなPWAの概要やメリット、そしてこれからなどを解説していきます。「PWAとは何か知っておきたい」、「自社でPWA導入を検討しているが、メリットやこれからの需要などを知っておきたい」という方はぜひご覧ください。

目次

PWAとは

PWAのメリット

PWAはこれからどうなっていくのか

まとめ

PWAとは

PWAとは「進化型のWebアプリ」のこと。既存のWebアプリでできることに加えて、さらにネイティブアプリに近い機能などが利用可能になっています。

PWAは「Google」など大手IT企業が推進しているだけあり、今後一層注目されるトレンド技術になるでしょう。世界的には「Twitter社」が「TwitterLite」というPWAを公開したことによりツイートが大幅に増加したり、離脱率が下がったりと効果を挙げています。

また日本でもPWAが少しずつ広まっており、「日本経済新聞社」の「日経電子版」や「リクルート」の「SUUMO」などのWebサイトもPWAで公開されています。これらの企業ではPWAにより「UX(ユーザーのWebサイトに対する体験度)」向上につながり、Twitter社と同じように成果を出しています。

このようにPWAは今注目のWebサイトとなっています。

PWAのメリット

PWAには、次のようなメリットがあります。

・プッシュ通知など、アプリさながらの機能が使える
・データ量が少なく、サクサク動かせる
・アプリ審査が不要で、複数環境対応も簡単

プッシュ通知など、アプリさながらの機能が使える

従来のWebアプリでは、ネイティブアプリのようにプッシュ通知を送信できませんでした。企業などが自社の伝えたい情報を積極的に発信できるプッシュ通知は、ユーザーのコンテンツ使い忘れなどを防止できるというメリットもあり、Webアプリで実装できないのはネックでした。

しかしPWAでは「Service Worker」というシステムと連携させることで、このネックを解決しました。PWAのWebサイトを閉じた後もService Workerはユーザーが使っている端末の「バックグランド(裏側)」で起動しているため、Service Worder経由でプッシュ通知を発信して、ユーザーに受け取ってもらえるようになりました。

これによりクーポンを配ったり、セールの情報をプッシュ通知したりと、Webサイトの有用性がより高くなります。

他にもホーム画面へアイコンを追加するポップアップを自動表示させたりと、Service Workerを経由すると便利な機能がいろいろ使えるようになります。

データ量が少なく、サクサク動かせる

ネイティブアプリというのは大小はありますが総じてデータ量が多く、容量が少ないユーザーのスマホではダウンロードできないときもあります。

しかしPWAはもともとWebサイトの1種なので、ネイティブアプリより必要なデータ容量を減らすことができます。ユーザーがスマホ容量を気にせず気軽に使えるのも、PWAのメリットです。

さらにPWAでは「キャッシュ(ユーザーの端末に保存される、Webサイトのページなどのコピー)」機能を利用して、ユーザーがこれから見るであろうページをあらかじめインストールしたり、オフラインでも問題なくページが閲覧できるようになったりしています。キャッシュ機能を利用してサクサク動かせる上に、オフラインでも読めるのは魅力的です。

またPWAを通してユーザーに快適なWebサイト閲覧環境を提供したり、高速に読み込めるWebサイトにしたりすることは、「SEO(検索エンジン最適化)」対策にもなります。

アプリ審査が不要で、複数環境対応も簡単

ネイティブアプリは通常「Google Play」や「App Store」といったアプリ配布サービスに掲載しないといけませんから、審査の手間がかかります。審査に時間がかかるとそれだけ収益損失にもつながってしまいます。

PWAはWebサイトなので、アプリ配布サービスに掲載する手間がかかりません。審査がいらない分開発が終了したらスムーズに公開できます。公開したいタイミングで自由に公開できるのは、企業にとって大きなメリットです。

しかもPWAはウェブブラウザーさえあれば読み込めるので、「Android」や「iOS」といったOS環境に依存しません。ネイティブアプリをこの2つに公開しようとすると別途開発の手間もかかりますが、PWAだと1つ作っただけでいろいろな環境に対応できるので、開発コストや時間まで削減できます。

PWAはこれからどうなっていくのか

一時期「PWAはネイティブアプリにとって代わるのではないか」と言われていましたが、実際にはそうではありません。PWAとネイティブアプリは、相互補完関係にあると言えます。

PWAにはできずに、ネイティブアプリならばできることもたくさんあります。またPWAに対応しているウェブブラウザーが「Google Chrome」など一部に限られており、PWA本格普及はもう少し後になりそうです。

ただしITの進化は早いので、時間が経てばネイティブアプリと全くそん色ない動きをするPWAや進化系の技術が出てくるかもしれません。これからのPWAの進化に注目しておきましょう。

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次世代Webアプリ! PWAの実力とは

まとめ

今回はPWAとは何か、そしてメリットやこれからどうなっていくかをご紹介しました。

PWAを実装すればプッシュ通知が可能になったり、サイト読み込み速度が高速化したりなど、企業にとってたくさんのメリットがあります。普及はもう少し先になりそうですが、今のうちにPWA実装の計画を立てておくと競合に差をつけられるかもしれません。実際にPWA実装で成果を出している企業のノウハウも参考にしながら、PWA導入を検討してみてくださいね。

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