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オンプレミスのメリットって? クラウドとの違いは?

オンプレミスのメリットって? クラウドとの違いは?_1

あなたの企業では「オンプレミス」でサーバーを運用していますか? 企業で使われるサーバーには「オンプレミス」型と「クラウド」型2種類の構築方法があり、オンプレミスは従来から使われてきたサーバー構築手法です。オンプレミスのメリットやデメリットを知っておけば、自社でのサーバー構築などで役立ちます。

今回はオンプレミスでのサーバー構築のメリットやデメリットを、クラウドとの違いも交えてご紹介。「オンプレミスのメリットやデメリットをクラウド型と比較しながら知って、自社でのサーバー構築に役立てたい」という方はぜひご覧ください。

目次

オンプレミスとは

オンプレミスのメリット

オンプレミスのデメリット

まとめ

オンプレミスとは

オンプレミスとは自社内にサーバーを置き、その中でシステムを構築していく方法。従来は自社でサーバーを構築する以外のシステム導入方法がなかったので、そもそもオンプレミスという言葉自体が存在しませんでした。

しかしクラウド型(インターネット上でアクセスし、他ユーザーと共用で利用するタイプ)のサーバーが登場してから状況が変化。自社外にあるクラウド型と区別する形で、店内や構内などの意味を持つプレミスを名前に取ったオンプレミス型という言葉ができました。

次の章からはクラウド型サーバーとの違いにも言及しながら、オンプレミスのメリットとデメリットをご紹介していきたいと思います。

オンプレミスのメリット

オンプレミスのメリットは次の通りです。

・カスタマイズが自在にできる
・高速通信が可能
・オフラインでも利用可能で、セキュリティ面でも安心

カスタマイズが自在にできる

オンプレミス型は、自社内に全てサーバーやソフトウェアなどのリソースがあります。それにより社内でオリジナルのカスタマイズを行い、自社業務に最適化されたシステムを構築可能。「こういった機能を追加したい」などの社内の希望にも柔軟に対応できます。

対してクラウド型のサーバーでは複数人でリソースを共有します。よって自社用にシステムをカスタマイズするのが難しいデメリットがあります。

高速通信が可能

オンプレミス型では、社内ネットワークにサーバーが存在する形で運用を行います。ネットワークでは、自社など内部のネットワークへの接続の方がインターネット、つまり外部のネットワークへの接続より圧倒的に速い特徴があります。オンプレミス型だと利用したいときにサッと自社サーバーに接続し、各種リソースを利用可能です。

トラフィック(混雑)など、インターネット全体の接続状況に通信速度が大きく左右されてしまうクラウド型よりも高速通信が可能なのも、オンプレミス型のメリットです。

オフラインでも利用可能で、セキュリティ面でも安心

オンプレミス型だと外部から遮断された形でネットワークの構築が可能になります。インターネットにつながないと利用ができないクラウド型と比較して、いつでも使えるのがオンプレミス型のよいところ。

さらに自社の機密データなど、セキュリティが求められるデータもオンプレミス型では自社で全て管理が可能。この点でも通信時のデータ暗号化などセキュリティ対策は行われていますが、データが外部に流出してしまう可能性もあるクラウド型よりもアドバンテージがあります。

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オンプレミスのデメリット

オンプレミスのデメリットは、次の通りです。

・構築コストが高い
・システムエンジニアがいないと構築・運用ができない
・災害時などのトラブル対応が大変になる

構築コストが高い

オンプレミス型ではサーバーとソフトウェア、両方の調達が必要になってきます。サーバーは自社に設置する場合かなりの費用がかかりますし、ソフトも外注して制作してもらうと同じように多額の費用がかかります。構築コストが高くなってしまうのが、オンプレミス型のデメリットです。

クラウド型ではサーバーは提供業者が管理しており、自社で用意する必要がありません。またソフトウェアもインターネットを通じて複数人と共有するので、低価格でサーバー構築が可能になっています。

システムエンジニアがいないと構築や運用、カスタマイズなどができない

オンプレミス型では定期的にサーバー運用時の保守・点検、サーバーのカスタマイズなどのアップデートなどが必要になります。こういった作業はシステムエンジニアがいないと難しく、いない場合はオンプレミス型のサーバー構築が困難になります。

クラウド型では提供企業のエンジニアが保守・点検・アップデートなどを代行してくれるので、自社に技術者がいなくてもサーバー運用が可能になります。手軽に契約して運用できるのが、オンプレミス型に対するクラウド型のメリットです。

災害時などのトラブル対応が大変になる

オンプレミス型は、自社にサーバーがあります。ということはもし災害などで自社の電源が切れたり建物が倒壊したりしたら、オンプレミス型サーバー内部のデータが破損したり、最悪の場合は完全に壊れて使えなくなってしまいます。また急にシステムが使えなくなったなどのトラブル時も、自社で全て対応しなければならないデメリットがあります。

クラウド型の場合は提供企業にサーバーがあり、万が一自社が災害に見舞われても重要なデータを失わなくて済みます。またトラブル時も提供企業のエンジニアが対応してくれるので、自社で時間を割いて緊急時のトラブルに対応する必要はありません。

オンプレミスのメリットって? クラウドとの違いは?_2

まとめ

今回はオンプレミスのメリットやデメリットを、クラウド型の違いとも交えてご紹介していきました。

オンプレミス型のデメリットをクラウド型のメリットが、クラウド型のデメリットをオンプレミス型のメリットがカバーし合っているようなイメージを持つと分かりやすいかと思います。オンプレミス型とクラウド型、お互いによいところと悪いところがあるので、実際に「ハイブリッドクラウド」といって両者の特徴を併せ持ったサーバー構築を行っている業者もあります。導入が可能ならばそちらもぜひ検討してみてください。

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